アラフォー女が転職活動してみた。

アラフォー&子持ち女の転職までの道のりです。

九州旅行備忘録 その1

先週末から3泊4日で旦那の実家がある佐賀県に行ってきました。


当初は私の実家で両親顔合わせの予定だったのが、色々あって難しくなり、
ならばと急遽行き先を変更したのですが。

メインの目的は、いつの間にか嫁である私のお披露目と、
長崎新婚旅行?になっていました(どちらも義父&義母の企画)。


旦那が兄弟で唯一実家から離れた東京に住んでるってのもあるんでしょう、
似た境遇(兄弟の数と上京しているという点)の私から見ると、旦那は
か な り 甘やかされてるなあと感じることもありますがw、
それでも両親&家族には本当によくしてもらっていて、私もいつの間にか甘えっぱなし。。


今回の佐賀&九州も、私たちは黙っていても次から次へと行く場所や
食べるものが現れるという、超VIP待遇。


まあ子が産まれたらきっとそれどころじゃなくなるだろうし、
年に1、2度しか会えない義両親からしたら、息子に1年分いろいろしてあげたいという思いもあるのかな。


ほんと親ってありがたい存在だなあと離れていてつくづく思います。
そして、そんな優しい義両親の元に嫁げた私も幸せ者。



さてさて、前置きが長くなりましたが、3泊4日といっても終わってみれば本当にあっという間。
先週の今頃(金曜)は旅行準備していたのに、今ではキャリーバッグもキレイに片付いてるし、旦那とふたり、電車に揺られる日常に戻りました。



初日、26日は、朝9時の飛行機で福岡へ。
妊娠中につき荷物の一切をほぼ旦那に持ってもらう代わりに、
私は旦那の着替えなどの荷造りと、飛行機の手配などのスケジュール管理を担当。

前回佐賀に帰省した際は、品川で待ち合わせて行ったのだけど、
私が少し遅れた&旦那の携帯がつながらなかったことでケンカになり、
飛行機乗ってる間ほとんど口きかなかったという思い出がある^^;
ほんと、カップルのケンカの原因ってくだらないよなあ。
まあ、深刻なことでケンカするよりはいいけど(お金とか、女とか)


今回は時間に余裕を持って一緒に出かけ、
空港で朝食。


羽田にくるとフレッシュネスが定番。


お土産もほぼ(私が)買っていたので、
直前に頼まれたものだけを売店で購入して、搭乗手続きを済ませいざ出発。


ふたりとも爆睡している間(ジュースサービスが来た記憶がふたりともない)に福岡に到着。


空港には義父&義母がお迎えにきてくれていました。
義母とは8ヶ月ぶり、義父とは10ヶ月ぶりの再会。

着いた日はものすごい豪雨で、目の前の車が見えないほど真っ白だったけど、
義父の運転で安全に帰宅することができひと安心。


荷物を置いたらさっそくお昼ごはんを食べに近所の「魚亭」へ。
私も旦那も、ふだん休みの日のお昼は遅め&がっつりではないので、
天ぷら蕎麦だけで十分! と天ざるにしたんだけど、
義父&義母がオーダーした日替わり定食についてる、茶碗蒸し、お刺身を
結局いただいてしまった。


前回佐賀に来たときもそうだったけど、しょっぱなの食事からお腹いっぱい。
この日のメインイベントは、私たちの結婚披露目会だったので、
食事後はおうちでお義母さんと話したり、
甥っ子たくちゃんと遊んだりしてゆっくりと準備。



旦那の実家は、親戚づきあいのほとんどない(父方の実家とは離縁している)私の実家とは違い、『サマーウォーズ』に出てくるような田舎の大きなおうち(縁側がある!)。
家自体の雰囲気だけでなく、住んでる人たちのあたたかさとか、親族とのつながりとかも、私にとっては未知のもの。


今回のお披露目は、結構急だったにも関わらず(2週間くらい前?)、
旦那の義父、義母はもちろん、義兄とその奥さん+甥っ子、義妹という旦那家族メンバーに加え、
義母の両親(義祖父、義祖母)、義母の兄妹3人+その奥さん&旦那さんたち、そして旦那の従兄弟とその奥さん+姪っ子、義姉の母まで駆けつけてくれました。


総勢20人くらい?
料亭の長ーーい机に一同が会して義父がひとりずつ紹介してくれる様子に、
「わー、ほんとにサマーウォーズだ!」と心の中でつぶやきながら、
ここにいる人みんなが私の親族になったんだと思うと不思議な気分。


たぶんたくさんの親戚が集まるなんて経験は、もの心ついてから一度もないから(元々ないかも)、
今まで親戚というのは私にとっては遠い遠い存在でしかなかった。
正直言うと、どちらかといえば疎ましい存在だったかな。

親戚といえば、幼い頃にうちにやってきては、勝手なことをいって父と母をいじめる人たち、という印象が大きかった。
血のつながりってなんだろう?
そんなものに縛られて、こんな嫌な人たちと付き合い続けなければいけないのか?と。


でも、旦那の家族に会って、「血」だけじゃない、
ちゃんと「絆」があって、あったかい関係もあるんだなと知ることができた。

旦那にとっての叔父さん叔母さんに代わる代わる話しかけられ、
うわべだけじゃなく、受け入れてもらえているのがわかって、
すごく安心したというか、嬉しかった。


旦那に初めて出会ったときもそう思ったけど、
この家の人たちは、他人を受け入れるってことを恐れないんだなって思う。
私の田舎のイメージは、他者を受け入れない、閉鎖的な空間で、
それが嫌で地元を出たのもあったんだけど、
日本海側と九州という地方の違いにもよるのだろうか。


自分が誰かに受け入れられるということは、
私が東京にきてからずっと求めていたものだった気する。
表面的なつながりだけじゃなく、強く必要とされること。
「私じゃなければダメだ」
と、はっきりと言ってくれたのは人生で旦那が初めてだ。


人は自分勝手な生き物だというけれど、
結局私は自分のためには頑張れない。
今は私を必要としてくれる旦那のため、
そして産まれてくる子どものためだからこそ頑張れている。
私が感じていた自分ひとりの幸せなんて、ちっぽけだったなあと思ってしまう。


プラネテス』で愛ちゃんが「愛があれば、愛があれば……」って繰り返し言うのが、ハチマキ同様、最初はうざいなあと思っていたのに、気がつけば「愛」がどんなものか知りたくなっていた。
そして旦那と過ごすうちに、少しずつその正体に近づくことができた気がする。

お腹の子が産まれたらもう少しわかるかもね。



妊娠中につき、お酒好きの義父や叔父さんと酌み交わせなかったのは残念だったけど、
その分、ふだん飲まない旦那もたくさん飲んでた様子。

みんなに「いい嫁さんもらってよかったな」と言われてたけど、
これからも本当にそう思われるように支えていかなければと、
気持ちの引き締まる思いでした。


回想にふけりすぎたけど、会自体は明るく盛り上がり、
やっぱり私はお酒の場が大好きなんだなと再認識ww


おまけにお料理は、叔父さんが魚を卸している料亭だったので、
どれもこれもふだんは口にできないような一級品ばかりだったけど、
1人前が大人2、3人分はあったので、残ったお鮨はすべてテイクアウトさせていただきました。


全員で撮った集合写真。
ほんとにこんな親族集合は初めてでとても楽しかった!


帰宅後は、旦那は甥っ子たくちゃんと、私はお義姉さんと妊婦トークタイム。
私ももちろん甥っ子がかわいくて仕方ないんだけど、
旦那のかわいがりっぷりはすごい。
子どもと本気で遊べる人なので、子どもがふたりいるみたいにキャッキャとはしゃぎまくっていました。


性別が男の子とわかったばかりだったから、旦那がたくちゃんと元気に遊ぶ様子がそのまま我が子で想像できて、私も嬉しくて仕方なかったな。
目尻下がりっぱなし。


お義姉さんは私と同じマイペースタイプ(失礼)だったので、
いろいろ話すことでかなりスッキリ&安心できました。
考え方もやり方も人それぞれだけど、私の目標は『ぽっかぽか』のようなのんびりとあったかい家庭。
これからの社会では生きにくいかもしれないけど、、、
逆に子どもの間くらいのびのびと生きさせてあげたいと思う。



完全に私信ですが、お義姉さんのたくちゃんへの接し方を見ていて、
こんなママになりたいと思えたので、これからもお手本にさせていただきます♪
そういえば、お披露目会後に吉村の叔父さんの奥さんが、私のことを
「じゅんちゃんに似ている、とてもいい嫁」と言ってくれていたことが、とても嬉しかったので記しておきます。
「じゅんちゃんに似ている」というのは見た目ではないと思いますが(笑)、
雰囲気とかって意味だと嬉しいな。


結局、その後は義母ともトークタイムに突入し、
旦那の母子手帳や子ども時代の写真を見せていただいたりして、盛り上がる。


どちらかが泊まる度に毎度のことだけど、義母とこんなに話せるってのも幸せなことだ。
結構思い切ってうちの事情なんかも話してしまっているので、
実の母以上に甘えているときもあるくらい。


名残おしかったけど、翌日は雲仙旅行が控えていたため、
25時でお開きにして就寝。

続きはその2で。